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和泉中央駅~桃山学院大学
通学路のバリアフリー

取組みのきっかけ

​ 2014年、車いす使用の桃山学院大学1回生のAさんから、リアライズへと相談を受けたことでした。

 大学への通学路である、泉北高速鉄道和泉中央駅と、桃山学院大学との間にある歩道橋には、階段昇降機が設置されていますが、古くなっているため頻繁に故障し、修理中には大きく迂回しなければならず、不便で困っているというものでした。

 そこで、Aさんを支援する形で、リアライズと泉障連(※1)が連携して地域のバリアフリー問題として取り組んでいくこととなり、改善案として市に対してエレベーターの設置を求めていくこととなりました。

階段昇降機の問題点とは・・・

​・階段昇降機を使用するためには、市にカードキーを発行してもらう必要があるため、

 使用できる人が制限されてしまう。

・操作するためのリモコンが高い所に設置されているために、一人での操作が難しい。

・故障した場合の修理には1~2ヶ月間使用することが出来なくなってしまう。

これまでの経過・・・

​ 2014年6月、Aさんが市に対してエレベーター設置の要望書を提出したところ、市長名で設置する方向性で検討するとの回答があった。

 その後も、設計コンサルタント会社をまじえての設置場所の検討、泉障連 交通部会内でのエレベーター設置に関する学習会、現場での実地調査などを経て、2019年に完成する予定となった。

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