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​設立趣旨

1.趣旨

 この法人は、障害者、児童、高齢者、また、外国籍であることなどの社会的属性に関わらず、誰もが社会的不利益を被ることなく、あらゆる属性の当事者の自立と社会参画の確立を目指し、地域住民、行政、関係団体との連携した業務を遂行することにより、個人の人権を確立し、福祉及び社会教育の増進を図り、もって社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。


 また、障害者自らがサービスの提供者になることにより、当事者の主体性を尊重したサービスの提供を可能にすると考える。そこで、NPO法人格を取得し、国、地方自治体からの委託事業や、指定事業を積極的に行っていくことが必要であると考える。

2.経過
 
 障害者自身が主体となった自立生活運動が起こり30年近くが過ぎ、今では都市部においては重度の障害者でも地域で生きることを選択できるようになってきました。
大阪府内をみても、大阪市を中心に北摂地域も含め障害者の自立生活運動の成果があり、重度の障害者が地域で暮らせるようになってきました。
 しかし、自立生活運動のない地域では、まだまだ施設入所を選らばざるをえなかったり、家族が介助を行わなければならない現状があります。
 そこで、障害者福祉の未発展な泉州地域(=大阪府南部)の泉大津市を拠点とし、泉州地域の障害者福祉を充実させたいと思っています。


 誰もが自分の人生を自分で選び、自分で決め、自分で責任を取る。自分が自分の人生の主人公として生きるためのサポートと障害者の自立生活運動を通して、障害者だけではなく健常者、子ども、高齢者、在日外国人なども含め誰もが『生まれてきて良かった』と実感できる『誰もが住みやすい社会』を共に作っていきたいと考えています。

2007年9月18日 
特定非営利活動法人 
自立生活センター・リアライズ 
初代理事長 三井 孝夫
 

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