特定非営利活動法人
自立生活センター・リアライズ
IZUMIOTSU TRY 紹介&活動報告
■泉大津TRYとは…?
障害のある人や高齢者、ベビーカーユーザーのパパさん&ママさん、お店に入る時に気を使うことはありませんか?
「場所とるし迷惑と思われへんかなぁ…。」とか、「入り口の段差とか快く手伝ってもらえるかな…。」など、ちょっと勇気が必要になることがよくあります。
一方、お店の人たちは、ウェルカム精神でいてくれてる場合が多いんですが、お互いの思いを「つながってない」ことが多いように感じます。
そこで、泉大津TRYでは、「お互いがつながる」ことを通じて、地域のみなさんと一緒に“誰にとっても利用しやすいお店づくりの活動”を発信し、地域のみなさんと一緒にバリアフリーについて取り組んでいける、そんな活動を進めているところです。
泉大津TRY Season2
募金箱&スロープ設置活動
「泉大津TRY~ステッカー設置活動~」に続く第2弾!
泉大津のお店に募金箱&スロープを設置してもらい、「バリアフリーな泉大津」を実現するための活動をしています♪
2019年1月に開始し、月1回の街頭募金活動と泉大津TRY協力店舗に設置いただいている募金箱の設置によるバリアフリー活動の2023年11月度までの成果は…
募金総額 870,571円 募金残額 494,272円
全19店への募金箱&スロープの設置を実現できました!
※2023年9月 現在、閉店及び、他市への移転されたお店、及びステッカー、のぼり、チラシ等の活動に係る費用も支出には含んでいます。
もっとたくさんのスロープ&募金箱を設置できるように、
これからも頑張ります!
【活動内容は…?】
① 毎週土曜日に街頭にて募金活動!
② 市内のお店に募金箱設置の協力を依頼!
② 必要な金額が集まる毎にスロープを購入!
③ スロープを必要としてくれるお店に抽選で贈呈!
【経緯】泉大津在住の車いすユーザーの声を聴いてみました!
Q.段差のあるお店に入る時、どんな気持ちですか?
・手伝ってもらうのは、やっぱり気が引けてしまう…
・スロープがあれば、ベビーカーも、高齢者も楽じゃない?
・電動車椅子(100㎏超)だから、段差を担いでもらえない…
・手動車いすだから手伝ってもらえるだけでいける!
・手動車いすでも担いでもらうのは、揺れるし不安定で怖い…
・段差の衝撃は、身体的につらい…
などなど、車いすユーザーにとっては、「段差がある」ということで、お店を利用する際に高いハードルになっているんですねぇ…。
でも、お店の人にスロープを購入してもらうのもお金がかかることやし…。
行政から補助があるわけでもないし…。(令和5年5月に「暮らしやすい地域づくり推進事業」が泉大津で実施されました!…そろそろ次の展開か!?)
ここはひとつ!…みんなの力を借りて、そして自分たち障害者自身も活動して、お店の人にも協力してもらってバリアフリーを推進していくネットワークを創っていこう!
泉大津TRY Season1
ステッカー設置&啓発活動
泉大津市近隣のお店の入り口付近に「手伝います」という気持ちを表したステッカーを貼ってもらうことで、「誰もが気軽に入りやすいお店ですよ」ということを目に見える形にしていきたいと考えました♪
そして、2015年に活動を開始して現在までに、176店にご協力を頂くことができました!
■『みんながまた来たくなるお店作り』のパンフレット
車いすユーザーや、障害のある人がお店を利用する時、こんなサポートをしてほしいということを書いたパンフレット(東京都作成)をステッカーと同時に配布させていただきました!
★みんながまた来たくなるお店作りのパンフレット(東京都作成)【DL】
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障害のあるお客様が来店したときに想定される各場面ごとにまとめています。
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ポイントを整理して、対応方法をわかりやすく解説しています。
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障害のあるお客様のお手伝いの方法を、絵や写真入りでまとめています。
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研修の手順を例示し、商店街での自主的な研修実施を提案しています。