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オールラウンド交渉

  • ななこはん&ひぃちゃん
  • 2018年8月6日
  • 読了時間: 2分

改めまして対府オールラウンド交渉に参加しました! 交渉項目の『権利の実現』における生活保護の問題については、金銭管理に慣れていないなどの理由で預貯金が多くある障害者への保護の停止・廃止が昨今相次いだ件などについて、経済面・介護面で保護利用が必要な人の生活を大きく揺るがしたため、今後そのような唐突な締め付けが起きないように声が挙げられました。 旧優生保護法に基づく強制不妊手術については、国において与党議員による救済法を立法する動きはあるものの、大阪府としても被害者の特定や公立・民間問わず全ての医療機関や入所施設への調査を徹底し、経緯を検証するための検討委員会の設置や相談窓口の周知、補償していくことを求めました。 この強制不妊手術の問題は決して過去の話ではありません。現代も人々の中には優生思想が根強くあり、障害者は結婚や出産を諦めさせられたり、医療機関では出生前診断の推進がなされ、相模原事件が起きるなど様々な方面に波及しています。府として悪しき歴史を見つめ直すだけではなく、優生思想に対して「NO!」と言える姿勢をぜひ見せて頂きたいと思います!

交渉項目『教育・保育』においては、大阪府は共に学び、共に育つ教育というのを掲げています。 この間、特別支援学校で不適切な発言が教員から生徒に対してあった、という話が初めにありました。 教育がどうしても指導という感じになっている。教員に対しても、改めて人権意識を持ってもらえるように指導してほしいと話がありました。 また、特別支援学校の数を増やそうとする動きもあります。 これは、大阪府が掲げている共に学び、共に育つ教育と逆行するものです。 分けることによって生まれる差別があると思います。会場からも、学校はただ勉強する場ではなく、様々な人間関係や経験の中で人間性や想い出などを育む場であるという趣旨の発言もありました。 鎭西からは、修学旅行に行きたくても必要なサポートを拒否されたため行けなかった経験について発言がありました。差別解消法の観点からも、障害を理由に、みんなと同じ活動ができないということがないように、引き続き訴えていきたいですね!

文責:辻田・吉井

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