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オールラウンド交渉3日目

  • ななこはん
  • 2018年8月24日
  • 読了時間: 2分

遅ればせながら…8/22(水)に対府オールラウンド交渉の3日目に参加しました! 交渉項目の『交通・まちづくり』では毎年交渉項目に挙げられるホーム柵設置について、普及は進んでいるものの設置時のホーム仕様が事業者や駅で異なっており、使いづらいという意見が会場から挙げられました。障害者のニーズを反映した統一の規格になるよう障害者の声を集める審議会等を実施するよう求めました。 無人駅問題では、駅員がいない状況は「合理的配慮の不提供」にあたり差別であるという認識を改めて府として持ってもらうよう訴えました。物理的なバリアフリーを整備したとしてもホームからの転落事故や犯罪の防止、高齢者や障害者、子どもなどへの人的サポートが提供できないなどの問題は解消されないことを訴え、モデル事業の実施などを求めました。

『権利の実現』では、大阪府内で差別解消推進協議会が未設置となっている市町村が21ある中で、府としても早急に設置するよう強く働きかけてもらうことを求めました。また、府差別解消条例の施行3年目の見直しに向けて、事業者の合理的配慮の義務化を必ず盛り込むように求めました。 住宅入居の差別問題については、宅建事業者への啓発研修や啓発パンフレットの配布がここ数年で行われ、差別解消に向けてある一定の成果はあるものの未だに住宅保証会社による入居拒否が根強いことから、その実態把握をより徹底するよう求めました。

終盤には2日目に引き続きグループホームの消防法に関連する問題や、障害者への差別意識やグループホームについての理解不足から地域住民による入居反対の運動が起きていることなどを涙ながらに訴えました。このような地域を挙げての差別的な動きが起きないよう、民間共同住宅オーナーへの啓発を進めると共に自治体としても「差別である」という認識の元、介入してもらうよう声を挙げました。

障害者が当たり前に地域での生活を送れるよう、あらゆる事業者や地域住民、社会資源への働きかけがまだまだ必要だなと感じた一日でした!

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